主治医のコメント

ほぼ毎日定期的に父の見舞いにに出かけている母が主治医から時折父の容態についてコメントを言われるそうですが、それが日によって良く聞こえたり、はてまた、ひどく悪い状態に聞こえたりと様々であると言っています。医者と言うと立場からすれば、100%問題ありませんとは中々口にしないものだと思います。この前は、病状は良くもなく悪くもないのだが、容態が安定しているので呼吸器のチューブを外し自発呼吸を期待してみましょうと言われ、捕らえ方によっては良く聞こえるものですが、その翌日には食事を中々口にしないのでこのままでは寝たきりになります。1週間を目安にそれが改善されなければ治療を打ち切ると言われ、頭が真っ白になったと言ってました。治療効果に期待するようなコメントもあれば、突き放すようなコメントもあったりで、確かにまともに受け止めてしまうととても体が持たないような気がします。

推測ですが患者自身が病気に立ち向かう意識を芽生え差す為に、家族にもある程度厳しい事を言うのだと思います。父の様態は決して予断を許さない状況である事は理解しているつもりです。病院任せでは医師も限界があり、家族・医師がいっしょに患者のケアに望む事を言いたいのではないかと感じます。

現段階での問題は自分できちんと食事が食べられるようになる事で、いつまでも栄養点滴に頼っている訳にも行かない事を父が理解をする事です。今週末に父の姉達が病院に見舞いに来る予定ですが、みんなが居る雰囲気で少しは食が進めば良いなと思います。今回の父のケアを通して、人の面倒を見ると言うのは難しい事だとつくづく感じました。

今日、呼吸器のチューブを外した

先日、主治医の方から本日の昼に人口呼吸器につながれているチューブを外しますので病院に来てくださいと連絡を受け、今日父の入院している病院に行ってきました。面会を2度行いました。チューブを抜く前と抜いた後と言う事で、今日初めて父に会った時は前回よりも容態は安定しているようで、問いかけや顔を撫でる等の行為にもきちんと反応してくれました。チューブ抜き取った後は短時間ではありましたが、会う事ができました。ただ、さすがに抜いた直後は本人の負担もあったのか直接会話する事はできずに、顔を上下しての応答でした。一時は最悪の事も想定して葬儀の事なども母と考えたりもしましたが、今日の様子では自発呼吸も再開できて、医師は良い方向に向かっているとは言いませんでしたが、家族として見ている限り少しばかりではあるものの、良い方向に行ってくれたかなと感じています。とりあえず、今週の大きな山場は超えたと思います。もちろん、容態が急変する事もあり得ない訳ではありませんから、安堵はできませんがちょっと安心しました。

昨日、母と父が家に戻ってきた事を視野に入れて冷凍庫を購入しました。一般の冷凍冷蔵庫ではスペースがなくて、今後父に必要になってくる可能性のある透析に対応した食事メニューや腎臓に優しい食事等、特別に準備する必要があったからでした。調べて所、1週間単位での配送になっていたりもして、”それ専用”の冷凍保存スペースを作る事にしました。リビングルームにある、オーディオ収納庫の1個を片づけて設置スペースを作りました。三菱の144ℓタイプで父の特別メニュー保管庫以外にもアイスクリーム保管庫としても大いに活躍してくれそうな気がします(笑)。どうやら、本体は明日到着予定なので、改めてリポートします。ちょっと天候(大雪だって??)が心配ですが無事とどいてくれる事を願います。

 

PowerBook G4 12inchを久しぶりに立ち上げた

 

MacBook Airを購入してからめっきりと出番が少なくなったPowerBook G4 12(PB G4 12)ですが、土曜の夜遅くになって久しぶりに本体に通電しました。すでにバッテリーは0%となっており、電源ケーブルを差し込んで充電を開始しました。バッテリーは本体をUsedで購入後、一度バッテリー交換をしているのでそれほど劣化は見られません。PB G4 12を購入した当時はまだ、メインのラップトップマシンはPB G4 15だったので、この12インチモデルはかなり持ち運ぶ際には魅力的なマシンでした。OSは10.4.11でCPUは今では旧世代になってしまったPPC G4 1.33 GHzです。10.4を使っている理由はClassic環境が使える最後のOSであることです。私の手持ちのラップトップでOS9環境を構築できて、最速のモデルはこのPB G4 12になってしまいました。

OS環境が古くなるとサポートの面からも見放されがちになります。セキュリティーの問題だけでなく、最新アプリも動かなくなったり等問題が多いです。ただ、何でも最新にしないとならないかと言えばそうではなく、限定した用途で使えばまだまだ使えるマシンです。Macの初期のモデルなどは、ネットに接続せずに使えば、古いプリンターを確保すればまだ使えなくもありません。もちろん、ハードウエアが問題なく動作する事が前提になりますが・・・。

ここのWordPressの編集環境も、10.4付属のSafariでは古すぎて対応していないようで、アラートが表示されてしまいます。しかし、表示されますが、使えないわけではありません。現にこのエントリーもPB G4 12から入力しています。過去のいろいろなアプリもインストールされている関係上、まだしばらくは現役で使う事になりそうです。
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今日は春のような陽気

2月に入った最初の週末、今日は春を思わせるような暖かな陽気で、親戚といっしょに父の見舞いに行く時も、いつもならジャケットはこの時期の必需品ですが、今日はジャケットなしで病院に行きました。午前中の早い時間帯は雨も降っていましたが、11時頃になると日差しが見え始め、昼過ぎにはすっかりと良い天気になりました。この暖かな陽気も長続きすれば良かったのですが1日限りのようで、翌日にはもう寒くなると言う予報でした。早く春が来て欲しいと思います・・・・。

さて、今日病院に行って父と会ってきました。会うと言ってもICUに入院中で面会時間等には時間制限があります。問い掛けには最初は無反応でしたが、しばらくするとうっすらと目を開けて涙を流していたので、本人もこちらの問い掛けがわかったような感じでした。

医師の話によれば、肺に溜まっていた水(血液)が約5ℓ程を抜いたそうで、金曜から開始した透析も今日も引き続き行われていました。容体は安定しているようで、週明けの月曜に人工呼吸器の取り外しについて検討を行い、早ければ火曜日頃には咽から入れているチューブの取り外しを行う予定だそうです。まだ、100%安心とは言えませんが、先日の延命治療の可否について医師と相談していた時に比べ、良い方向に行っているようで少しばかりではありますが安心しました。ただ、大きな山場は週明けに行う予定の人工呼吸器の取り外しが可能かどうかになります。自発呼吸が出きれば、次のステップの治療に進める可能性があるようですが、こればかりは神様に委ねるしかありません。