MacProを更新(1)

最近までMacPro 2.26GHz 8Core (Early 2009)モデルをApple Online Storeで整備済み商品として購入し今まで使ってきました。使用中も大きなトラブルもなく来ましたが、今年秋口にリリースされる予定のmacOS Sierraにはサポート対象外のモデルとなってしまいました。現状使用していてとりわけ大きな不満もなく使用続けてきましたが、リリースされるOSに対応しないとなると、真っ先に新しいOSの機能を味わえなくなってしまうと言う問題がでてきます。普通に使用している人であれば、別に古いOSでも使えれば良いと考える人は多いと思いますが、28年前にMacを購入してから新しいOSが出るたびにインストールすることを楽しみにしてきたので、限られた予算からどうするかここ最近ずっと考えてきました。

解説策としては、
(a) 新しいMacProを購入する
(b) OS Sierraに対応した本体を購入(新品或いは中古)
(c) 現状本体のアップグレードしてSieeraに対応する

まず、(a)案は予算的に30万以上の出費となり、かつ周辺機器等を更新する必要が出てくるため現状不可能に近い。
当初(c)案を前向きに考えていました。Early 2009モデルをまず、Firmwareをアップデートすることで、CPUアップグレードを含んだ言わば延命処置を図る。単純にFirmwareをアップデートすることでMac 4.1→5.1にすることはできました。ただし、このアップデートは正式なアップデートではないのでサポート外の行為となります。この後、CPUを購入してCPUアップグレードを行い、Sierraに備える予定でしたが、ebayに出ていたEarly 2009モデルに対応したCPUがなくなってしまいました。肝はEarly 2009モデルに採用されているCPUの構造にあって、普通のCPUであれば外殻?(ヒートスプレッダー)付いているのですが、2009モデルにはこれがなく、CPU取り付けには少々工作が必要となったわけです。できれば、これらの”荒技”が避けたいのが実情です。これでCPUを壊しても保証はありませんし、数万かけて購入したパーツをドブに捨てることになります。ここで、(c)案も頓挫。

(b)案が浮上してきたのです。しかしながら、国内の中古市場でもMacProは高く、良い本体だと20万以上の値が付いていることもあるようです。そんな中で、ロサンジェルスにあるVintage Computerで良い品が販売されていることに気づきました。ここは信頼の置けるショップで、店主の方が毎週有用な情報をYoutubeにアップされていることでも知られています。
MacPro 2.4GHz 8Core (Mid 2010)モデルを12万ほどで購入できました。日本までの送料入れても、良い買い物だったと思います。今現在、問題なく使用できています。メモリーは2009モデルより移行しトータル64GBとなりました。次の段階としてCPUアップグレードを考えています。

Mid 2010モデルであればデフォルトでMac 5.1となっているので、確実にSierraに対応できます。残ったEarly 2009ですが、今、友人が購入検討中です。すでにMac 5.1にアップデートしている関係で、購入時に付いてきたOS CD(10.6)ではOSをインストールできなくなりました。El capitan用の起動USBを作成して対応中です。

最近になって、Early 2009モデル対応のCPUアップグレードキットが販売されていることに気づきました。タイミングが悪かったと言えばそれまでですが、後悔しないことにしました。このキットがあれば、2009モデルで続行できたはずで、もっと節約できたと思いますが〜。

次回、移行作業のプロセスを記したいと思います。

気づけば8月

ここ最近、学生の数がグッと減ったなと思えば夏休みシーズン。学生らはきっと楽しい時間でしょう。通勤は学生がいなくなり幾分楽になったかなと感じる頃ごろですが、気がつけば暦の上ではもう8月になるとしています。1年を通して夏は短く、冬長くという感じが個人的にはするのですが、いかがでしょう?

8月はお盆休みがあったり、海水浴シーズンだったりと夏の中心的な時期でもあります。私自身は8月は暦通り、9月に入ってから夏休みを取る予定にしています。そんな中で天気予報では梅雨明けと言っていました。梅雨が明けると厳しい日差しが差し込んで夏本番と言ったところでしょうか。