MacPro Mid2010 のCPUアップグレードを実施

クリスマスの連休を利用してMacProのCPUアップグレードを行いました。Mid 2010のデフォルトのCPUは2.4GHzで、それを今回、3.33GHzに換装しました。MacProは何台か乗り換えてきましたが、現行のMacの中ではユーザーがいろいろとアップグレードしやすいモデルとなると、すでにMacPro(最新モデルを除いて)位だろうと思います。
CPUアップグレードキットをVintage Computerさんで購入しました(http://www.vintagecomp.com/default.asp)。送料込みでおおよそ5万円ちょっとだったと思います。このキットの中にはマニュアルや必要なパーツ類が含まれています。

簡単ではありますが、以下に手順を記しておきます。

まず、本体の側面のカバーを外してCPUのトレーを取り出しヒートシンクを外します。私の場合はCPU2個モデルなので、ヒートシンク2個外す事になります。ヒートシンクを外した画像が以下のような感じです。

ヒートシンクを外すさいのねじの外し方には注意が必要とありましたが無事に外す事ができました(例えばねじは対角に外すなど)。
古いCPUを外すには、CPUを固定しているレバーを外すとすぐに外せます。ヒートシンク上の熱伝導材をきれいに拭う(キットにあるアルコールペーパーを使う)。きれいにしたヒートシンクは以下のようになります。

新しいCPUをソケットに取り付けてカバーで固定し、CPUのヒートスプレッダー(銀色のカバーの表面)に新しい熱伝導材を塗る。
これでいよいよヒートシンクを取り付けるのですが、注意書きにはねじの締め具合によってはうまく起動しない事があると記されていたので慎重に締めつけました。ねじを対角に締めていき、最後に手応えのあったところで止める(さらに増し締めはしない)。

これで本隊を組み上げて恐る恐る電源を入れたところ無事起動しました。私は決して器用ではありませんが、作業を終える事ができました。

さて、ここまで無事に終えたわけですが、1つだけ落とし穴と言うかミスしたことがありました。それはメモリーの事です。このCPUアップグレードをすると、メモリーのアクセス速度が従来の1066MHzから1333MHzになることになっているのですが、私の場合は1066MHzのままでした。従来から使用していたメモリーがA-DATA 240pin Unbuffered DIMM DDR-3-1600 PC3-12800でした。これを8枚で64GBにしていました。
規格からすればそのまま移行しても問題ないようでしたがダメでした。1066MHZのメモリーとしては動作するのですが、結局、年内に新しいメモリーを購入する羽目になりました。

新たに購入したメモリーがHynix DDR-3 PC3-10600 ECC Registered でした。Amazonで購入し、8GB×4枚 32GBで13900円だったので購入しました。

こちらが従来使用していた、A-DATAのメモリー。

新たに購入してセットしたHynixのメモリー。

A-DATAのメモリーで起動すると1066MhZで動作しているとの情報が・・・・

Hynixのメモリーで起動したところで、1333Mhzで動作しているとの情報が得られた。

MacProで使用するメモリーの相性には気をつけた方が良さそうですね。前回、A-DATAのメモリーを購入したときには認識動作していたのでてっきり今回も大丈夫だと思っていたのですが・・・・。

年末年始の休みも最終日に

暦の上では6連休だった今回の休み、個人的には親戚の訪問もあって久しぶりに会った伯母とも話ができて充実した年末年始休暇でした。気付くと今日は1月3日で、明日から新年の業務が開始となります。体の方はと言うと完全に休暇モードで、明日からの平日モードに戻すには少々時間がかかるような気がします。
とは言え、新年明けての仕事開始が水曜からと言う事、そして今度の週末は3連休となるので今週は正直仕事には身が入らないかもしれません。今晩は少し早めに休む事にしようかと思います。