在宅の時間を費やす中で普段であれば、気が向かない限りはほとんどの場合で休眠中のMacについて火入れをして様子を見てみました。昨日はPowerBook G4 12インチモデルについて調査、今日は引き続きiBook SEについてチェックしてみました。
自前のiBook SEも経年劣化には勝てず、はてまた保管状況にも因ると思いますが、だいぶと本体にもひび割れ等が目立ってきました。クラムシェルのiBookですが色はグラファイトになります。残念なことに背面内部が割れてグラファイトの着色部分が剥がれ落ちてしまっている様な感じとなってしまいました。ただ本体に電源を入れて起動すると動作する上での致命的なダメージはありません。内蔵バッテリーはすでにダメでまともに充電もできない状態です。iBook SEはMac OS 9.2の環境でネイティヴに起動できるモデルなので何とか末長く使っていきたいところです。HDDはパーティションを切って片方はOS X(10.3.9)とMac OS 9.2に区分して使っています。ネットに接続してもあまり意味がないのでどちらかと言えば、今後はMac OS 9.2の環境でしか動作しないアプリを生かせれば良いかと思ってます。
今回は画像入りで、iBook SEの本体背面で、グラファイトの着色部分が剥がれ落ちてしまっている
iBook SEのキーボード部分。こちらは特に大きなダメージは無し
ところで、先日のエントリーの中で、初代PowerBook G3がHDDは問題無し、画面真っ暗と記しましたが、本日、改めて火入れを行なった所、何と画面が正常に写る様になりました。いや、感激です(^^)。危うく、処分か、展示品にと頭がよぎっていたので、正に奇跡の復活、いや、Mac界の昔からの言い伝え?によれば、ダメでも諦めずに日を改めて再チャレンジすべしと言う(Macは気まぐれだから)事を思い出しました(^^;;)
これでうまく動作すれば、フロッピーベース(しかも2DD)のアプリも動かせそうです。このPowerBook G3はあまり生産台数が多くないモデルで通称Kangaと呼ばれていて本体は先代の3400シリーズと同じデザインになります。普通初代PowerBook G3と言うとWallstreetをいう事が多いですが、実は初代と言うとこちらが”本当の”初代です。実際、かなりお金を掛けて設計されている様で、例えば、CDドライブとフロッピードライブは着脱式、PCカードを装着でき、ネットワークカード等も付けられたり、スピーカーも左右独立となってます。音楽を流せばきっと良い音するじゃないかなあと思っていますが、まだそこまではチェックできていません。
初代PowerBookG3は、よく覚えています。
いまだ動くとは、本当にすごいですね!
ぜひジュークボックスで、日常的に使われるのが、マシンにとっても良いかと。
iBookの方は、やはり経年劣化ですか。残念ですが、でもまだ動くのは良いですね。
くーぺさん
PB G3については、実は続きがありまして、また次回以降のエントリーにてお知らせしようかと思います。
iBook SEは初代iMacと同じ材質のポリカーボネートだと思いますが、長年使うことには耐久性とかに問題があるのかもしれませんね。販売価格を抑えると言う一つの選択肢だったのかもしれません。