macOS Big Surや新CPUへの移行

Appleから次期OSのリリースについて、今後2年程度のうちに新しい自社開発CPUのApple Siliconへ移行すると言う発表がありました。個人的には新OSの発表は予定通りとしても、CPU移行の話題にはビックリでした。私がMacの世界に入り込んだ頃は一体型MacのPlusが主流でした。当時のCPUはMotorola製で、当時から数えると、その後IBM/MotorolaのPowerPCへ、Intelへと移行して来て、今回のこの発表ですから何だか時代を感じてしまいます。

CPUが変わるとなるとソフトウェア開発を行っている部門は大変かなと思います。もちろんある程度の情報等はもらっているのかもしれませんが、開発に関わる時間とか労力はかなりのものではないかと思います。Intelへ移行した当時もPowerPCとの互換性を保つためにRosetaと言う技術が使われました。私もかなりRosetaにはお世話になりました。何と、今回もIntelからApple Siliconへの移行の際にもRoseta2なるものが利用される様です。同じRoseta言えどもちょっと違うものだろうと思います。

今後はある期間はIntelベースのMacとApple SiliconベースのMacが併売される様です。どのMacから移行されるのか興味のあるところですが、多分、デスクトップではiMac辺りかなと予想します。iMacは多数のユーザーがいますから、新しい技術導入には積極的に行われると感じます。そして、プロユーザーが多いMacProは最後の方かな?。初代MacProが発売されてまだそれ程経っていませんが、2年程度でApple Siliconへ移行するとアナウンスしてましたから、初代MacProは短命となってしまう可能性が。それでも本体デザインはそのままで、中身が違うだけの2代目登場して、初代はCPU換装ができる様なアップグレードプラン登場と言う流れと勝手に予想してます(笑)。

さて、次期OSの発表で一番気になるのが、自分のMacがそれに対応しているかどうかと言う事。現行のCatalina発表時には私のMacProは2010年モデルで対象外でした。正式な方法以外で強引にCatalinaにアップグレードする手立てはあったのですが、互換性やその他のことを考えてMacPro 2013年モデルの整備済商品を購入しました。どうやら、今回のBig Surには対応している様でホッとしました。MacBook Air(Early 2014)も行けそうです。

macOS Big Surや新CPUへの移行」への2件のフィードバック

  1. 私もこのニュースにビックリしました。iPhoneやiPadと合わせれば、今や脇役になったMacも効率的に生産できると踏んだのでしょうか。いやむしろiPhoneのコストダウンのため、Macに協力させるということかも。何となく、CPUの計算性能が落ち、結果、PCとしてのMacの凋落に繋がらなければいいのですが。

    • 開発サイトからすれば、同じCPUになる事で今後のアプリ開発にメリットが出せると考える事もできそうですが、今後どう推移して行くのかは謎ですね。iPhoneやiPadを伸ばすために、Macが割りを食うのは御免被りたいと思いますが、Appleとしては両方を伸ばして行きたいと考えているのではないかと個人的には思ってます。

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