還暦を迎えた

この前の木曜で還暦を迎えました。人生は長いと言っても、社会人になって定年を迎えるまではあれあれと意外と早かった感じです。
誰かが言っていましたが、時間の経過は歳を取るにつれて早くなると言う話がありました。若い頃は誕生日を迎えるのが嬉しくて、早く次の誕生日が来ないかと思っていた頃もありました。しかし、今後は1歳の歳を取る事の重みが大きくなりそうです。

この前、母のサポートで家に居候していた母の知人から還暦祝いの連絡を頂きました。親戚関係からは1家族程度で、他は連絡もなし。まあ、そんな大げさにお祝いの言葉をもらっても困ってしまう事もあります・・。それに、親戚の間でも誰が何時誕生日かなんてことは興味がないと知らない事が多いです。私も例外でなく、母方の親戚で同年代が居るのですが、住んでいる所も遠くまたそれほど親しくもないので誕生日なんて知る由もありません(爆)。

この歳になって感じるのは健康の事、それと自分はこの先何時まで生きていられるだろうかと言うことです。親戚からはあなたは長生きだから、まだまだこれからもがんばりなさいみたいな事を言われていますが、人の人生を勝手に決めないで欲しいと思います(笑)。長生きかどうかなんて誰も知りませんし、自分ですらわかりません。

確かに医学の進歩で昔よりは長く生きる可能性は高いと言えますが、長生き=幸せかと言うとこればかりはどうかわかりません。病院に入って長生きするのが良いのか、元気で楽しく生きてもそれ相応の歳で週末を迎えるのが良いのかを天秤にかけると、たとえ、人生が多少短くても元気で楽しく生きて終末を迎える方が良いと思うのも自然の様な気がします。かつてのボスが就活ならぬ、終活だよと言ってたのを思い出しました・・・。

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